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新世代の教育、先端ICT
2010年 教育ICTの導入
2016年 すべての授業がクラウドベースに全面的ICT化し、第7世代の教育ICTへ進化
2019年 全普通教室から黒板を取り払い、大型ディスプレイに置き換え、「黒板の無い教室」を実現
新しい大学入試で高い実績をあげる
先端実学教育とは
学校は本来楽しくあるもの
私たちは創立以来、学校は楽しくあるべきと考えます。昨日まで分からなかったことが分かり、昨日までできなかったことができるようになる。
専門知識とその分野のおもしろさに精通した先生がいて、一緒に世の中を良くしていこうと挑戦するクラスメイトがいる。そして、皆で力を合わせて新しい世の中を創っていく。それが学びの場なのです。こんなに楽しいことはありません。私たちは学校がこういう場であると考えます。
2010年から教育改革を進める時に目指した教育は、これを先端テクノロジーを使ってもっと楽しいものにすることです。創造性教育も他の教科教育も考え方は同じです。
女子生徒に特化した実践的な学び
どの授業も、これから学ぶことと現実社会とのつながりから始まります。なぜなら女子生徒の多くは、実験・実体験や実社会での営みから学び始めた方が、理解が早く、かつその生徒ならではの関心につながりやすい傾向にあるからです。そして、学ぶ目的が自分や世の中の将来にどう影響するかについて、理解して、学ぶことに納得したとき、爆発的な集中力を発揮します。これが、創立以来重視してきた女子教育に特化した本校ならではの実学主義教育なのです。
第7世代のICTが可能にする先端実学教育
教育のICT化が推し進められている今、世間ではデジタルの力で知識の入力量を増やそうとする取り組みや、AIやネット、仮想現実を使って、できるだけデジタルと頭の中だけで完結させる効率化優先の取り組みもあります。それに対して、私たちの学校は、第7世代の教育ICTで、インプット部分を約2〜3倍の効率で効果的に行い、作り出した時間で、先生と仲間と一緒に現実空間でのコミュニケーションを大切に、手を動かして皆で議論しながら試行錯誤を繰り返す実践的な学びをできるだけ増やしています。それが、本学伝統の女子生徒に特化した実学主義の教育をさらに充実させ、高い教育成果を上げています。
一般的に、学校の授業は「教えること」が目的になりがちです。生徒たちにとって「知る」「わかる」にたどりつくまでが精一杯です。そこからの「できる」「応用する」は、宿題や自宅学習に委ねられがちです。多くの場合、塾や予備校、または校内予備校が必要になってきます。
しかし、私たちが生徒たちに身につけてほしい能力は、その先のStep5〜8です。Step5〜8こそ、本当の実社会に出た時に求められる能力であり、国際化時代だからこそ大切な、高いレベルで考える力なのです。そして、2021年から主流となった先進国型の大学入試で最も求められている力なのです。私たちの学校は創立以来、このStep5〜8を最も大切にしてきました。この教育をさらに進化させるために、2010年からICTを導入し、2016年に今の第7世代へ進化しました。Step5〜8は皆が実際に顔を合わせて実践する中で、先生が導き引き出していくことが必要です。なので私たちは、リアルに皆がいる教室と先端テクノロジーを組み合わせることで、私たちの理想の教育を実現しています。
「黒板の無い教室」×第7世代教育ICT
第35回 時事通信社「教育奨励賞」 努力賞受賞
教育ICT化の効果は、学校全体でどのような目的で、どの程度取り入れるかにかかっています。明確なビジョンをもとに、先生たちが一丸となって取り組んだとき、これまでとは質の異なる段階へと教育の形を進化させることができます。一部の授業で取り入れても、効果は限定的です。
私たちの授業は、先生と生徒が問答しながら、皆で楽しく話しながら進みます。
なぜ「楽しく」かというと、その方が集中力が高まり、理解、吸収も早く、柔軟で創造的な発想を引き出すことができるからです。先生はファシリテーターであり、コーチでもあります。問答の中で、知識を入れながら考えや意見を引き出すよう、みなさんを導きます。さらに、iPad ProにApple Pencilで自由自在に手書きし、クラウドで共有し、ライブ感とリアリティのある先端ICTを活用した効率的な授業により、概ね2倍以上の授業進度で行いながら、豊富な演習量とコーチングで一人ひとりの「わかる」「できる」を実現しています。
自分独自の意見を創りあげることで独創性や創造性を育み、それらを表現したり議論することで、プレゼンテーションや論述に必要な力を養います。実社会で必要な能力を引き出す授業を、毎時間全授業で行っています。
AI時代だからこそ、コンピューターでは決して持てない、その人ならではの思いや意思を形作る能力、仲間と議論し一緒に世の中をより良いものへと変える、新しい価値を創り出す授業であり教育を行うことが学校の使命であると私たちは考えます。これを毎日、毎時間すべての教科で行うことで、新時代に相応しい能力を時間割の中で楽しく鍛えています。
ぜひ見学、体験にいらしてください。
◎ICTを活用した授業の様子
◎iPad Pro Apple Pencil 体験授業 日本史 明治六年の政変
普段から授業のICT化を進めていたからこそ、緊急事態宣言前の2020年2月から、ICTによる自宅学習にスムーズに切り替えることができました。
2020年4月以降の緊急事態宣言下でも、通常時間割通り、50分6時間のいつもと変わらない教育を、双方向型オンライン授業で行いました。
このようなときだからこそ、成長期の生徒の皆さんと普段とできるだけ変わらない学びをつくれるよう、全力をつくしています。
生徒も先生も家にいるのに、時間割通りに授業が進んでいく。これもICT化された教育の強みなのです。
◎オンライン授業
新型コロナウイルス感染拡大防止による自宅待機期間中、オンライン授業を行いました。
瀧野川女子学園中学高等学校
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